ふぞろいな人達

杏子「イレギュラー、アンタちゃんと食ってんの?」
ほむら「食えないのよ」
杏子「はぁ?」
ほむら「ものすごく可愛い子が居るの」
杏子「全く理由になってないんだけど?…どこだ よ」
ほむら「私の2つ後ろの席、今日も三人で居る…」
杏子「あーいるな、どいつ?」
ほむら「一番可愛い子よ」
杏子「他の二人にいつか刺されるぞアンタ…」
ほむら「あの、赤いリボンの子…あんな可愛い子見た事無いわ
     …見つめているだけで気が遠くなるぐらい、
     本当にそうなのよ、眩暈がして、指先 が冷たくなる。
     きっとあの子は陽光さえ支配する白昼のセラフィムよ」
杏子「アンタの精神状態がいつにも増して異常なのは分かったよ…」





― 慈悲深いシスター佐倉のおかげでお近づきになりました ―





さやか「まどかって昔から印象変わんないよね〜」
まどか「だってわざとだもん」
マミ「あら、どうして?」
まどか「あの…ほむらちゃん てわたしのどこが好きだと思いますか?」
杏子「今そんな話してねーだろ」
まどか「訊かれたから答えたのに…」
さやか「えっ、それ話繋がってん の!?」

杏子「そんなのアイツ自身に訊けよ」
まどか「訊いたけど絶対答えてくれないんだもん、この前だってベッドでわたしを抱きしめつつ穏やかに 微笑んで」
    『どこがって…そんなの上手く言えないわ』って!」
マミ「それは…」
さやか「ホントはわかってるんだよね?」 


―後日―


ほむら「どこが好きと言うか…まどかと一緒に居ると、『幸せだ』って感じるのよ」
さやか「うわ、はっず…」
マミ「そんな幼稚な表現じゃ鹿目さんが怒るのも無理ないわね」
ほむら「難しい言葉ならちゃんと表現できるわけじゃないわ。要は実感するかどうかでしょう?

    救済なんて言葉は実際に救われた人間だけが意味を知っている。
    実感した重さの無い者が使ってもそれは無意味でしかない。
    逆を言えばまどかは言葉に対して色んな実感をくれるわ」
さやか「例えば?」
ほむら「そうね…天使とか」
杏子「どういうことだよおい、今のは何語だ…?」
マミ「ええ…できるだけ関わりたくないわね」


杏子『結局アイツってアンタにベタ惚れだろ?あんま気にする事ないんじゃないの?』
まどか(――って杏子ちゃんは言うけど、わたしは『ほむらちゃんが見向きもしないわたし』を知ってる…)


まどか(ほむらちゃんはわたしの何が好きで側に居てくれるのかな。
     それが分からないから、わたしは、『ほむらちゃんが好きになった私』から変わってしまうのが怖い。
     だから、毎日二つ結びにして、いつも赤いリボンをつけて…勿論、それも好きでやってることなんだけど。)




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台詞なぞってるだけです申し訳ない





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